いよいよ、この日がやってきました。
京都の宇治川河川敷で行われた、PDの訓練競技会です。
毎年見学ばかりでしたが、今年は私も出場することに。
今まで、競技会場までの道のりは、小旅行気分でしたが、この日は違います。
のぞくのが好きなSAのお土産コーナーも、興味を惹かれませんでした。

さてさて、お出かけ大好きピース君。
いつも通り、目的地に到着すると、ハイテンション。この日も例外ではありませんでした。
遊びにきたと思ってます。(笑)
落ち着かせるために、その辺を歩いたり、自分の出場する競技を見学したり、出るタイミングを見計らっていました。
ピースは、先生が大好きなので、先生がいると分かると「せんせーーーい

♪♪♪わーい♪」とハイになるので、先生は、隠れて競技を見てもらうということになりました。
私が出場するのは、「4部G1警察犬種外アマチュア」の部です。
順番待ちをしていると、ピースが上を向いて、クンクン、クンクン始めました。
ずっとやめません。
クンクンしている方角は、先生が隠れているところ。気付いているようです。ひぇー。

そんな調子のピースでしたが、自分の番になり、えいやー!と出てしまいました。
最初は、リードをつけてクランクを歩きます。
割と、練習通りついてきてくれました。ほっ。
この時は、それほど緊張していると思ってなかったのですが、オット君曰く、ものすごく歩くのが早かったと言ってました。
先生から、ゆっくり歩くようにと、アドバイスいただいてたのに…。
自分では気づいてませんでしたが、緊張していたんですね。
復路は、走ります。
ここまでは、それなりに出来ていたような気がします。
と言うのは、私の頭の中には、あいまいにしか記憶が残っていないのです><。
でも、この後起きたハプニングは覚えています。
クランクを歩いた後の「立止」です。
ワンコを指示で立たせ、わんこの周りを、右回り、左回りと回ってから、指示で座らせます。
この時、ワンコは動いてはいけないのですが、なんとピースがふらっと動いたのです。
練習では、この「立止」だけは、問題なく出来ていたので、大きく動揺しました。
動いた場所で、じっと止まっていたのが、まだ救いでした。
でも、先生から教えていただいていたアドバイス通り、やり過ごしました。
写真が一枚もないのは、おそらくオット君も動揺していたからでしょう。ぷぷぷ
この後は、最初のクランクをリードなしで歩きます。
動揺を引きずらないで、立て直さなければと思っていたと思います。
スタートは、注目して歩いてくれたので、少し安心したのですが…。
復路での走っている時のことです、ピースが、私から離れました。
まさに、この写真です。
そ、そんなぁ…。
写真を撮っていたオット君、もしくは、先生が気になったのかも?気になるような音が聞こえたとか?
答えは、ピースのみぞ知っています。

乱れはしたものの、かろうじてついてきてくれてましたし、コーナーあたりで、戻ってきてくれました。
こんな場合の対処法も教えていただいていたので、パニックにならずにすみました。
それにしても、こんなに楽しそうな顔でやっていたなんて、知りませんでした。
私は、緊張で手がしっかりグーに握られてます。(笑)
最後は、「招呼」です。
ピースを座らせ、10歩程度歩きます。
この時、ワンコは動いてはいけません。
祈るように振り返ると、ピースは、動かず座っていました。
あぁ、ピース、ありがとうーーーーーーー!

(笑)
「コイ!!」
この「招呼」だけは、調子の良い練習の時のように出来ました。
「終わりよければすべてよし」とは、なりませんが。
こんなに注目してくれてたのね。
この日の為に、自分でも練習をよく頑張ったと思うのですが、練習通りにはいきませんでした。
感想を一言と言われたら真っ先に、「もう一度やり直したい!」です(笑)
飼い主の為に、練習につき合ってくれたピースには、感謝です。
そして、時間を作って指導して下さり、また、当日も最後までアドバイスをしていただいた先生には、心から感謝しています。本当に心強かったです。
私にとって、練習の日々も含め、素晴らしい体験となりました。
ピース、まだまだお付き合い、よろしくね!
